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  • 内痔核[いぼ痔]

早期であれば手術不要。肛門の専門医によく相談を

内痔核は直腸内にできる痔核のひとつで、自覚症状としては出血、痛み、痔核が肛門外へ出てしまう脱出があります。出血や痛みは軟膏の塗布で治療できますが、脱出の症状が出てしまうと注射や手術などの外科処置になります。内痔核を切除する処置のほか、ジオン注射といって、従来は手術でしか治療ができなかった痔を注射で治すことが可能です。日帰りで対応できますし、外科手術のような切開に伴う痛みもありません。内痔核は早期に治療介入すれば手術をしなくても十分に治るものですので、なにかしらの自覚症状がある場合は、なるべく肛門の専門医がいる医療機関を受診し、よく相談してみてください。また、内痔核は便秘で力を入れ過ぎてしまう、ずっと座りっぱなしでいるなどの生活習慣に起因しますので、下剤の服用やこまめな水分補給で便を柔らかくする、座りっぱなしにならないように適度な運動をするなど、生活習慣の改善をすることが予防に奏功します。

近藤 崇之 院長
川崎駅前大腸と胃の消化器内視鏡・肛門外科クリニック
近藤 崇之 院長
川崎市川崎区/砂子/川崎駅
●内視鏡内科 ●肛門科 ●内科 ●消化器内科 ●肛門外科 ●内視鏡外科 ●健診・検診
  • 糖尿病

深刻な合併症を防ぐためには、定期的にクリニックを受診し、血糖や血圧、コレステロールを良いレベルに保つことが大切

糖尿病はインスリン(膵臓から出ている血糖値を下げるホルモン)作用の不足に基づく慢性の高血糖の病気です。自覚症状のない方が多く、血糖がかなり高い時は、のどの渇き、頻尿、体重減少といった症状が現れます。治療としては、食事療法、運動療法、薬物療法があります。食事については、バランスの良い適切な量の食事をするのが大事です。薬物療法は、内服と⾃⼰注射があります。自己注射の薬には、インスリン製剤とインスリン分泌促進と食欲抑制作用効果を両方持つ薬があります。インスリンの⾃⼰注射は、全ての患者さんが⼀度始めると⼀⽣続けなければならないというわけではなく、体からインスリン分泌が十分に出ている方は、血糖コントロールが良好になってから徐々にイン スリンを減量し、内服薬に切り替えることも可能です。

糖尿病合併症は多様で、放置すると腎不全から透析になったり、視力低下や失明したり、下肢の切断に至る場合もあります。ただ、良好な血糖コントロールすれば、合併症なく糖尿病ではない人と同じような生活が出来ます。糖尿病合併症を予防するのは、自己中断しないで、定期的に受診、血糖、血圧、コレステロールを良いレベルにするのが大切です。

張 宇 院長
わらび内科・糖尿病クリニック
張 宇 院長
川口市/芝新町/蕨駅
●内科 ●糖尿病内科
  • 胃がん

ピロリ菌感染や生活習慣の悪化により起きる胃がん

胃がんの発症は、慢性胃炎が要因です。そして慢性胃炎は、ピロリ菌感染が原因となります。慢性的にピロリ菌感染による胃炎が続き、発がんにつながります。ピロリ菌感染は主に幼少期の5歳頃までに感染し、胃酸の分泌や防御機能が備わってくる年齢になると感染しないという特徴があります。ピロリ菌感染の主な原因は、親子感染であり、咀嚼した食べ物を子供に食べさせたり、同じ箸を使うなどが原因で感染します。
胃がんは、早期発見が第一であり、予防はピロリ菌いるかどうか診断を受けることが大切です。ピロリ菌がいれば除菌することが予防となります。また30歳までにピロリ菌の除菌をすれば、ピロリ菌感染による胃がんの発症をほぼ予防できると考えられております。ピロリ菌感染の他にも胃の慢性炎症には、塩分の高い食べ物やアルコールの連用、たばこなどの生活習慣が関係してきます。
早期の胃がんは症状がないことが多いため、定期的な健康診断でバリウム、胃カメラを受けることが大切です。ピロリ菌がいる方や除菌歴のある方は、必ず検査を受けましょう。ご家族にピロリ菌がいる方は、一度はご自身のピロリ菌感染を調べることをお勧めいたします。またお腹が痛い、便が黒いなどの症状があれば、早期ではなくなることが多いため外科的な手術が必要になります。このように、胃がんは早期発見すれば、治療や入院が短期間で済むため、定期的に検査を受けましょう。

野中 雅也 院長
のなか内科
野中 雅也 院長
さいたま市大宮区/下町/大宮駅
●内科 ●消化器内科 ●胃腸内科 ●内視鏡内科 ●乳腺外科
  • 乳児血管腫(いちご状血管腫)

お子さんの皮膚に現れる「赤くて盛り上がったあざ」は早期の受診が必要

乳児血管腫はかつて「いちご状血管腫」と呼ばれていた良性の腫瘍で、生後2週間頃からいちごのように赤くて盛り上がったあざができはじめます。放っておくとだんだん大きくなる傾向があるため、見つけたらすぐに医療機関を受診し、早期に治療を開始することが重要です。

最近では乳児血管腫に対する新たな治療法が確立されており、プロプラノロールという内服薬とレーザー治療の統合治療が行われるようになりました。プロプラノロールは内服薬ですが、服用することにより乳児血管腫が、著明に縮小します。ただし、この内服薬はもともとが循環器系の治療薬で、循環器系の重篤な副作用が出現することがあり、治療の可否については慎重に検討する必要があります。

当院では慶應義塾大学病院と連携して乳児血管腫の治療を行っており、内服薬をはじめとした患者さんの全身管理は大学病院で、レーザー治療はこちらで担当するといった役割分担をしています。早期に治療を始めることで治療期間を短くすることも期待できますから、お子さんの皮膚に赤みなどの異変がみられたらすぐに医療機関を受診していただきたいと思います。

小林 正弘院長
新橋汐留小林クリニック
小林 正弘院長
港区/東新橋/新橋駅
●形成外科
  • アトピー性皮膚炎

一見治っているように見えても、再発をしやすい病気。日常的に身体的・精神的に正しいケアが大事。

アトピー性皮膚炎とは、皮膚のバリア機能が低下し、外部からの刺激やアレルゲンに過敏に反応し、痒み・赤み・腫れ・乾燥・湿疹を起こしやすくなることです。この病気は、アトピー素因という、遺伝的な要素が関与していると考えられており、赤ちゃんの頃に発症するケースもあれば、成人して発症するケースもあります。また、環境汚染や免疫系の異常も関与している可能性があり、乾燥した季節やアレルゲンに接触した場合など、特定のトリガーが引き金となってしまう場合もあります。治療法としては、いくつか方法がありますが、一般的なのは塗り薬や飲み薬で、保湿剤や抗ヒスタミン薬・ステロイド軟膏などを処方し、その人に合った治療法を模索していきます。予防策としては、子どものうちから正しいスキンケアや、乾燥を防ぐために適切な保湿を心がけることが重要です。また、ストレス管理や健康的な生活習慣を守ることも役立ちます。アトピー性皮膚炎は再発をしやすい病気のため、医師の指導の下で適切に管理し、周囲の人々に対しても理解とサポートを求めることで、上手に付き合っていけるようにしましょう。

渡辺 雪彦 院長
横浜金沢文庫皮膚科クリニック
渡辺 雪彦 院長
横浜市金沢区/泥亀/金沢文庫駅
●皮膚科 ●小児皮膚科 ●アレルギー科
  • 新生児黄疸

精査すべき黄疸、様子を見ていい黄疸など、対応は様々

一般的に黄疸は日齢1-2以降に出現し、日齢5-7をピークに軽減していきます。
新生児は生理的に黄疸を呈しますが、その範囲を超えた場合を病的黄疸といいます。黄疸の物質ビリルビン濃度が高い場合(生まれてからの日数で決まっている)は、光線療法などの治療が必要です。当院では、退院後の黄疸のフォローも簡単に行えるよう皮膚黄疸計を用意してあります。「皮膚がかなり黄色いけど次の健診まで待っていいのかな?」なんて疑問に思うようなら、すぐ計測しにいらっしゃってください。生後1週間をこえ、普通であれば軽減していく黄疸が生後2週間以上続く場合を遷延性黄疸(せんえんせいおうだん)といいます。遷延性黄疸には体質的黄疸や母乳性黄疸、そして哺乳量不足による黄疸などがあります。いずれにせよ、一度受診いただくことをおすすめします。「母乳栄養だから」と短絡的に母乳性黄疸と判断するのも危険です。また母乳性黄疸なら、すぐ人工栄養に変更するような安易な対応も間違いです。精査すべき黄疸、様子を見ていい黄疸、少し栄養管理を変えればよい黄疸など対応も様々ですので、2週間以上続く黄疸は一度受診したほうがいいでしょう。
遷延性黄疸や、一度落ち着いたのに再び強くなってきた黄疸のなかには、肝・胆道系の疾患がみつかることがあり、早期発見早期治療が望まれます。便の色(母子手帳についている便カラーカードが有用)、栄養法、体重増加などを踏まえ、母乳性黄疸、授乳量不足による黄疸遷延、閉塞性黄疸(肝・胆道系疾患:胆道閉鎖症など)を見極める必要があります。

三浦 文宏 院長
しんつなシェルキッズクリニック
三浦 文宏 院長
横浜市港北区/綱島東/綱島駅
●小児科 ●アレルギー科 ●新生児内科
  • 心不全

原因を正確に評価し、それに合った治療と予防が大切

心不全とは、高血圧、心臓弁膜症、虚血性心疾患(心筋梗塞や狭心症)不整脈、心筋症(心臓の筋肉の異常)などが原因で心臓に負担がかかり正常に機能しなくなる病気です。心臓のポンプ機能が悪くなり、十分な量の血液を全身に送れなくなることで、倦怠感や食欲低下、手足の冷えなどの症状がみられます。また、血液が滞り、肺や肝臓、全身に血液が溜まって、息切れやお腹の張り、足や顔のむくみなどの症状もみられます。まずは、診察や検査によって心不全の状態や原因をしっかり評価し、それぞれの病状に応じて適切な治療を行うことが大切です。例えば、体内に水が溜まっている場合は利尿薬で水分バランスを是正したり、心筋梗塞が原因で心不全になってしまっている場合はカテーテル治療を行うこともあります。また、心臓の機能が低下している場合は、心臓を保護する飲み薬で心臓の働きを改善させるなど、治療方法も幾通りもあります。心不全の予防は、運動、肥満予防、禁煙、減塩、節酒といった生活習慣の改善が大切であり、高血圧、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病を合併されている方や心臓病の家族歴がある方は特に注意が必要です。
「最近息切れが悪化してきた」、「足や顔が段々むくんできた」などといった症状がみられる方は、早めに受診していただき、些細なことでもご相談ください。

角田 昇隆 院長
秋葉原内科シンシアクリニック
角田 昇隆 院長
千代田区/神田佐久間町/秋葉原駅
●内科 ●循環器内科 ●糖尿病内科 ●呼吸器内科 ●内分泌内科 ●代謝内科
  • 糖尿病(2型糖尿病)

早めの治療で血糖値を下げてからダイエットがもっとも大切

糖尿病の患者様は世界中で増加傾向にあり、血糖値が悪化することで心筋梗塞、脳梗塞、腎障害(透析)などの重症疾患の要因となります。糖尿病の中でも「2型糖尿病の主な原因は肥満」です。他にも過去に肥満だったこと過去や遺伝、ステロイドなどの薬剤も要因として挙げられます。そして、肥満による脂肪の蓄積は「膵臓から出ている血糖値を下げるインスリン分泌を阻害する状態」が継続します。脂肪が増加してくると、膵臓は脂肪に打ち勝つためにインスリンを大量に分泌させて血糖値を正常に保ちます。しかし、「脂肪の蓄積が更に悪化することで、血糖値を下げようと膵臓がアクセル全開にしてもインスリンが分泌できない状態」になってしまいます。膵臓がオーバーヒートし、この段階で「2型糖尿病」を発症します。
 2型糖尿病の予防は「肥満」に注意することが一番重要です。食事や運動習慣を見直し、少しでも血糖値に異常がみられた場合はすぐに医療機関を受診してください。一人ひとりに合った治療法で血糖値を早めに下げて、「しっかりと膵臓を休ませることが重要」です。その間に食生活の見直しやダイエットに取り組み、適正体重を維持しましょう。膵臓がある程度元気になってくれば、内服薬やインスリンを中止することも可能です。糖尿病は怖いと思われがちですが、早く受診することで、もっと怖い事態にはなりません。仮に腎臓が悪くなり始めていても、透析を阻止することも状態によっては可能です。まずは、早めの糖尿病クリニックへの受診です。お気軽にご相談下さい。

松谷 大輔 院長
新宿内科 糖尿病・生活習慣病クリニック
松谷 大輔 院長
新宿区/西新宿/新宿駅
●内科 ●糖尿病内科 ●代謝内科 ●内分泌内科
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