病態を正しく見極めて適切な治療を行うことが大切
【加藤 壮紀院長】
一口に「五十肩」と言っても、その原因はさまざまです。同じような肩の痛みであっても、石灰沈着性腱板炎、腱板断裂、変形性肩関節症など異なる病名がつく場合があるため、適切な診断のもとに治療を行うことが大事です。
五十肩の治療は、肩関節に炎症が起こっている間(炎症期)はステロイドの注射や内服薬で炎症を抑え、炎症が落ち着いてきたらリハビリテーションを行うことが一般的です。五十肩を予防する明確な方法はありませんが、痛みがひどくなってから治療を始めると症状が改善するまでに長い時間がかかることが少なくありません。肩の痛みを感じたら、早めに整形外科を受診なさることをお勧めします。
- 仲宿かとう整形外科 ・内科
- 加藤 壮紀 院長 & 加藤 美香 副院長
- 板橋区/仲宿/板橋区役所前駅
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