排尿のトラブルは早めにご相談を
何らかの神経の異常を原因として、おしっこが出づらい、残尿感があるといった症状が起こるものを言います。神経の病気ですから、その原因は多岐に渡ります。例えば、二分脊椎など、生まれつきの病気でおしっこのコントロールがうまくいかないこともありますし、糖尿病の合併症で末梢神経障害が起こるなど、後天性のものもあります。
大元の、根本的な治療を行うことも大切ですし、神経因性膀胱に対応する内服治療もありますので、治療を継続しながら、尿流量な残尿測定を行い、状態によってお薬の調整をしていくことになります。そうした治療で改善が見られない場合、自己導尿と言いますが、ご自身で管を入れて排尿を促す方法も検討されてきます。当院では自己導尿の手技の指導も行っています。
糖尿病、あるいは脳梗塞は身近な病気ではありますし、他に交通外傷や薬剤性の神経因性膀胱もあります。まれではなく、よく見られる疾患の1つでもありますので、排尿障害を感じられたら、専門の医師に相談されると良いでしょう。
- あかつき腎泌尿器科 戸田公園
- 小野原 聡 院長
- 戸田市/下戸田/戸田公園駅
- ●泌尿器科 ●女性泌尿器科 ●内科