生まれつきの眼瞼下垂も改善できる
眼瞼下垂(がんけんかすい)とは、まぶたの皮膚がたるんだり、余ったりすることでまぶたが下がってくる現象です。まぶたの中には、眼球を守るように存在する軟骨状の「瞼板(けんばん)」という組織が入っています。眼瞼下垂で最も多いのは、主に加齢により、この瞼板をつないでいる挙筋腱膜(きょきんけんまく)が伸びてしまい、瞼板が外れてしまうものです。こうなると、目が開きにくく、日常生活にも支障をきたすことになります。このケースの場合、後ろに引っ込んでしまった腱膜を修復し、瞼板に植えつけることで回復します。
もう1つあるのが、生まれつき目を開く筋肉の1つである上眼瞼挙筋(じょうがんけんきょきん)が弱い方のケースです。この場合には、筋膜そのものを移植することで改善が期待できます。若い方に見られる眼瞼下垂の多くはこのタイプです。二重術や埋没法、もしくは眼瞼下垂の手術を受けたけども、結果が思わしくない場合の多くが先天性のものと考えられますので、筋膜移植を行うのがベストと思われます。実際、多くの方に「ここに来て良かった」と喜んでいただいていますね。
- みずほクリニック
- 小松 磨史 院長
- 豊島区/池袋/池袋駅
- ●美容外科 ●美容皮膚科 ●形成外科 ●皮膚科