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  • 腰椎圧迫骨折

「いつの間にか骨折」を未然に防ぐため、定期的な骨密度チェックを

骨折は外傷(けが)によって生じるとされ、脊髄損傷により麻痺が残る恐れがあります。また、骨が弱くなっているために小さな力でも簡単に骨が折れてしまうことがあり、これを脆弱性骨折(ぜいじゃくせいこっせつ)といいます。

脆弱性の腰椎圧迫骨折は、骨密度の低下によって骨がもろくなる「骨粗しょう症」が主な原因です。この場合、骨が折れて生じた骨片が神経を圧迫しているにもかかわらず「単なる腰痛だ」と思い込んでしまうことがあり、骨が折れていることを見過ごされてしまうケースがあるため注意が必要です。

脆弱性の腰椎圧迫骨折を予防するためには骨粗しょう症のリスクを確認し、必要があれば積極的に治療を行うことが大切です。かかりつけ医のもとで定期的に骨密度を測定し、何らかの変化が現れたときに治療をスタートするのが理想です。特に高齢者の場合は骨折から寝たきりになるリスクが高く、骨折が平均寿命に大きな影響を及ぼすことも分かっています。そのためこれといった症状がなくても定期的に整形外科を受診し、骨密度の変化をチェックすることをおすすめします。

李 碩遠 院長
リ整形外科
李 碩遠 院長
川口市/栄町/川口元郷駅
●整形外科 ●リハビリテーション科
  • うつ病

ストレスに対するセルフケアが病気の予防につながる

うつ病の原因ははっきりと分かっていないものの、生まれ持った性質・環境・ストレスなどが重なり合って発症すると考えられます。主な症状としては、気分の落ち込み、興味・関心の低下、睡眠障害、食欲低下/増進、イライラ・不安などが挙げられ、これらの症状が2週間以上続いた場合に「うつ病」との診断がつきます。

うつ病と似た症状が現れる病気として適応障害があります。適応障害はストレスから遠ざかっている間は症状が現れないのに対し、うつ病は適切な治療を受けないかぎり症状の改善がみられないことが特徴です。

うつ病の薬物療法では、抗うつ薬が使用されます(根本療法)。また、うつ病に伴うさまざまな症状に対しては、抗うつ薬の効果が発現するまでに最低でも1から2週間の時間を要するため、その間は、抗不安薬や睡眠薬の使用が検討されます(対症療法)。うつ病は急に発症するわけではなく、心身の不調が積み重なって生じるものです。身体(頭痛や下痢など)、情緒(気分の落ち込みなど)、行動(酒量増大など)に何らかのストレスサインがみられたら、ストレスを上手に発散することが大事です。

中野 和歌子 院長
ラベンダーメンタルクリニック 浜松町
中野 和歌子 院長
港区/浜松町/浜松町駅
●精神科 ●心療内科
  • レビー小体型認知症

治療の反応性に違いあり。認知症薬で症状悪化の可能性も

レビー小体型認知症は認知症のひとつで、主な症状は幻視、認知症症状、パーキンソン様症状の3つが一般的です。アルツハイマー型であれば亡くなった親しい人など人物の幻視が多く、短期間での物忘れが激しくなり、数年かけてゆっくり進行します。それに対してレビー小体型は動物や虫などの幻視を生みやすく、認知症が始まってパーキンソン様症状を引き起こす、もしくはパーキンソン病と診断された2~3年以内に認知症症状が出るとレビー小体型であることが多いという違いがあります。このレビー小体型とアルツハイマー型はなぜ区別されるかというと、治療の反応性が異なるからです。レビー小体型は、認知症薬に非常に感受性が高いのが特徴で、場合によっては薬で症状が悪化してしまう人もいます。レビー小体型認知症で気をつけるべきことは、パーキンソン病が診断された場合はその治療ができるかどうか。あと認知症と診断されると認知症薬を試されるので、そのお薬が適切かどうかというところが重要です。身体の震えや動作緩慢、転びやすいなどのパーキンソン症状が出た場合、認知症薬で異常が出た場合は、すぐに医師に報告し治療についてよく相談されることをお勧めします。

伊藤 彰洋 院長
オアシス愛生クリニック
伊藤 彰洋 院長
和光市/新倉/和光市駅
●内科 ●心療内科 ●皮膚科
  • にきび

実はシンプルなニキビの原因と治療。大切なのは「傷痕をのこさない」こと

ニキビの原因はとてもシンプルで、「毛穴が詰まる」「皮脂が溜まって面皰ができる」「そこにバイキンが付く」からできるのであって、治らないニキビというのはこの3つのうちのどこかが防げていないんです。特に10〜20代の方の多くはニキビができやすい。それは、皮脂の分泌が多くて毛穴が詰まりやすいことが原因なので、日常的に毛穴のつまりを防いで皮脂が外に出る状態にしておくようなスキンケアが大切です。

あとは、規則正しい生活習慣ですね。夜ふかしや睡眠不足、ストレスや食生活の乱れは肌に負担がかかります。腸内環境が不安定になってニキビを繰り返したり治りが悪くなりますね。なので、生活習慣を整えて便秘を予防することもニキビのコントロールにはとても重要なんです。

また、ニキビ治療で大切なのはただ治すんではなくて「跡が残らないように治す」ことです。特に若い女性にとって、ニキビ跡が残らないように治療できるかどうかは、その後の生活や気持ちの上でとても重要になポイントなんですね。ただ、保険診療内で「キレイに治す」のはなかなか難しいのが現状なので、当院では治癒後の肌の状態のためには自由診療も使っていくことをおすすめしています。

相馬 孝光 院長
肌クリニック大宮
相馬 孝光 院長
さいたま市大宮区/桜木町/大宮駅
●アレルギー科 ●皮膚科 ●美容皮膚科
  • 片頭痛

4人にひとりが症状あり。正確な検査と診断が大切

頭痛という症状は多岐に渡り、その種類は300種類以上あります。片頭痛が人口の5~10%、緊張型頭痛が20%くらいと言われていますので、おおよそ4人にひとりは頭痛に悩まれている統計です。大きく分けて一次性頭痛と二次性頭痛があり、二次性頭痛は脳出血やくも膜下出血、髄膜炎など命に関わるものです。そのほか頭痛をきたすものとして慢性副鼻腔炎や蓄膿症、緑内障などがあり、頭痛は脳以外の疾患でも引き起こされます。なので、どのタイプの頭痛であるのかを正確に診断することがまず肝要です。片頭痛や緊張型頭痛は特に動くと痛むので「横になって休まなければ」「予定をキャンセルしなければ」と生活の質が低下してしまいます。頭痛は様々な原因が提唱されており、原因がはっきりと特定できないものもあります。片頭痛であれば、CGRP関連の予防薬を1か月に1回程度注射をするなどの選択肢もありますので、投薬のほかご自身に合った治療法をよく医師と相談することが大切です。頭痛は市販薬で鎮静化できることもありますが、大病につながる恐れもありますので、脳神経外科を受診し正確な検査と診断を受けることをお勧めします。

上野 龍 院長
宮前平脳神経外科クリニック
上野 龍 院長
川崎市宮前区/小台/宮前平駅
●脳神経外科 ●内科 ●外科
  • 老人性難聴

老人性難聴は周囲も理解を。幼少期の難聴は早期の治療が肝要

聴力というのは、聴覚伝導路が空気の振動を外耳で捉えて中耳、内耳へ、脳幹から大脳皮質、側頭葉へと伝わり理解します。難聴はこの経路のどこかに異常があれば起こるものです。内耳以降の難聴に関して言うと、大きく2つあります。ひとつは老人性難聴で、これは加齢性難聴とも呼ばれます。この問題点は音声学で言うところの子音が聞こえから落ちていくことで、五十音の横の段が聞こえづらいと考えればわかりやすいです。たとえば「魚/sakana/」という言葉が「/aaa/」と聞こえてしまうんです。相手がちゃんと喋っているけれど、患者さんはそれが聞き取れず、話が通じないと思われてしまいます。老人性難聴の方がいたら、こういったふうに聞こえてしまうということを周囲も理解することが望ましいです。老人性難聴は基本的には治りませんので、補聴器を使って聴力を補う必要があります。
難聴のもうひとつは子どもに多い難聴です。これには人工内耳があります。小学校に入るまでのお子さんは急性中耳炎から滲出性中耳炎という病気に発展しやすく、これは聞こえが悪くなるのですが痛みがなく発見が遅れることが多いです。幼少期は言葉を覚える時期でもあるので、難聴は早めの治療が肝要です。放置するとその後も遷延し、癒着性中耳炎など手術が必要な病気に発展する可能性も出てきます。治療は投薬などで長期的になりますので、親御さんも理解し定期的な受診が必要になります。中耳炎は鼻の中の菌が耳管から中耳に入ることが原因ですので、風邪の予防をしっかりとし、鼻水や鼻づまりの症状が続く場合は早めに耳鼻科の受診をしましょう。

河野 淳 院長
みなみなかの たけのこ耳鼻咽喉科
河野 淳 院長
さいたま市見沼区/南中野/大宮駅
●アレルギー科 ●気管食道内科 ●気管食道外科 ●耳鼻咽喉科
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