突然死や自動車事故の原因にもなる「睡眠時無呼吸症候群」痩せている人も要注意
「睡眠時無呼吸症候群」は骨格や肥満、耳鼻科的な疾患が原因で起こります。
1時間に20回以上呼吸が止まる状態が目安になりますが、突然死の原因にもなる怖い症状です。
呼吸器だけでなく循環器や血圧にも影響がでることがあるため、発症している場合は早期に治療することが望ましいですね。
睡眠時無呼吸症候群の場合、夜間の眠りが浅くなるため日中に眠気を感じて自動車運転時の事故率が高くなります。事故を起こしてしまうとご本人だけの問題ではなくなりますので、特に運転する方は注意しなければなりません。
自覚症状としては「朝なのに眠い」「いびきがひどい」などでしょうか。一般的には肥満型の男性に多いのですが、顎が小さい方の場合は痩せている方にも起こります。治療は睡眠時の呼吸に圧をかけるような機器の装着や、マウスピースのようなものを装着するなどの方法があります。
診察時に血液検査の結果や顔の骨格を拝見してこちらから検査をおすすめすることもありますが、自覚症状がある方はぜひ一度検査をされることをおすすめします。
- とがさきクリニック
- 野呂 林太郎 副院長
- 三郷市/戸ケ崎/八潮駅
- ●耳鼻咽喉科 ●呼吸器内科