グランパーク田町クリニック

福島 和美 院長への独自インタビュー

”患者さんの体も心も支えたい”という思いから、内科・心療内科を併設したクリ ニックを開院

手に職をつけたいという思いから医師を志しました。大学卒業後は内科の医師として、糖尿病や高血圧などの生活習慣病の継続的な治療はもちろん、外来での患者さんの対応も行なっていました。ただ、患者さんと関わる中で、体だけではなく、精神面で悩んでいらっしゃる方が多くみられたんです。ただ、心療内科の薬は特殊なので、内科医では扱えないという現実があります。そのため、一度内科の院長を務めたのですが、精神面でも患者さんを支えられるようになりたいと、心療内科のクリニックでの勤務をはじめ、院長も務めました。経験を積み、内科の薬と心療内科の薬を併用して使えるような知識を身につけることができました。内科の先生が心療内科の薬を使えないのと同様、心療内科の医師も内科の薬を扱うのは難しいです。ですから、当院では私だからこそ出来る診療があると思っています。開業したこの地には、多種多様な検査ができる病院がありますが、いわゆる”町医者”的な立ち位置で、患者さんの体も心も、両方の不安をサポートできるクリニックを目指しています。この地域に貢献出来ればという思いで開業をしました。

オフィスビル内のクリニックだからこそ、働く世代のちょっとした不調に寄り添 えるようなクリニックでありたい。

心療内科に行くと、症状に合わせて十分なほどの薬を処方されることが多いです。ただ、患者さんの中にはあまりに薬に頼りたくないという方もいらっしゃいます。内科と心療内科、両方の側面から診療が出来る私だからこそのフォローがあるのではないかと考えています。ストレスの多い社会ですから、誰でも何かしらストレスを抱えている時代です。ですから、重症の方だけではなく、軽症の方も多いのです。当院はオフィスビルの中にあるので、会社員の患者さんが多くいらっしゃいます。会社員の方だと「プレゼンの時に緊張してしまって上手く話せない」というような悩みを聞くこともよくあります。そういった方々がスムーズにお仕事が進められるよう、必要な場合は少し薬でサポートしていくことも出来ます。当院の心療内科では、不眠症・社会不安障害・抑うつ状態・パニック障害・適応障害・不安神経症・更年期障害・月経前症候群など多岐にわたって診療を行なっています。働く世代のちょっとした不調にも寄り添えるクリニックになれるよう努めています。

続きを読む→