清瀬富士見病院

森岡 潤一郎 院長への独自インタビュー

患者さんをずっと診ていくことに情熱を持って

小さな頃は身体が弱く、また身内が病気になったことから、「医療系の職業に就きたい」と考えるようになりました。医療系の職種もいろいろありますが、お医者さんになれば幅広く貢献できると思ったのです。
大学卒業後は母校である富山大学の第一内科に籍を置きました。第一内科は、糖尿病や呼吸器、アレルギーを専門とする科です。以降、様々な病院に勤務してまいりましたが、直近では群馬の病院で10年と少し勤めていました。仕方のないことですが、病院に長くいますと、だんだんと医療以外の仕事で手がふさがるようになります。私としては、「患者さんを診たい」という思いが強く、病院の外に居場所を求めることになりました。その後、訪問診療や精神科のクリニックで経験を積み、2021年4月に『森のクリニック』を開院するにいたりました。

大田区蒲田の訪問診療クリニック

当クリニックは訪問診療を中心とした在宅療養支援診療所です。内科的な疾患を抱えた方が主な対象となりますが、それに加え、不眠症やアルコール依存症、あるいは認知症など、なんらかの精神的なお悩みを同時に抱えている方が昨今は多くなってきました。認知症の場合、物忘れだけならまだしも、徘徊や暴言・暴力などがあると、ご家族だけで対処するのは難しいものがあります。精神科のクリニックで修養を積んだ経験はその部分で生かせると考えており、ご本人も、そしてご家族もみんなが少しでも楽に日々を過ごせるようお手伝いをさせていただきます。

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