高輪台レディースクリニック
港区/高輪/高輪台駅
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泉水 信一郎 院長への独自インタビュー
先人の言葉を胸に医師になり、「家庭医」としてキャリアを重ねる
聖路加国際病院の名誉院長を務めていらした日野原重明先生が執筆された、『死をどう生きたか』という本をご存知でしょうか。この本の最後で、古き良き時代の医師が残した言葉が紹介されているのですが、その中に「ときに癒し、しばしば和らげ、つねに慰む」という一節があるんですね。私がその本を読んだのは、たしか中学生の頃。どんな病気もきれいに治るものだと思っていたものの、「ときに癒す」ことしかできないと知り、驚きました。そして何より、「つねに支える」という考え方が面白いと感じて、この仕事に興味を持つようになったのです。
私は、大学に入学した当初から一貫して小児科を希望していて、学生時代の6年間を通して、小児科病棟で絵本の読み聞かせをしていたほどです。しかしながら、ある先生から「君はどんな医者になりたいの?」と聞かれたことで、すべてが変わりました。小児科医になることを希望していたにもかかわらず、私は先生の問いに「小児科だけでなく、子供からご高齢の方まで診たい、できれば最期まで診てさしあげたい」と答えたのです。このやり取りをきっかけに、家庭医の権威である葛西龍樹先生をご紹介いただき、今につながる道が開けたという感じです。
地域のみなさまのより良い人生をサポートしたい
大学卒業後は、王子生協病院の病棟医長、荒川生協診療所所長などを経験し、2019年4月より『みんなのクリニック 大井町』の院長として診療するようになりました。「下町」と言われるエリアで10年あまりを過ごした私にとって、環境の変化は大きなものがありましたけれど、ここでご提供する医療のベースとなるものは、今までと何も変わることはありません。医師という立場で患者さんの健康を見守っていくのはもちろん、この地域のパートナーとして、みなさまの人生がより良いものになるようにサポートしていきたいと思っています。
私がこちらで診療するようになったのは、ちょうどクリニックをリニューアルするタイミングだったのですが、小児科をはじめとした診療の幅が広がると同時に、複数の医師が集結することで、より質の高い医療をご提供できるようになりました。私自身、小児科医として診療していた経験がありますし、クリニックに在籍する医師はみんな、総合的な医療をおこなう「プライマリ・ケア」の専門医です。体の不調だけでなく、心の問題にも対応することができますので、何かお困りのことがありましたらご相談いただきたいと思います。
皮膚科や内科など、色々な科を診て下さる先生がいるので、是非勧めたいと思いますね。